はじめて、三峰神社表参道をゆく。
三峰神社は、狼信仰の中心。
三峰だけではなく、秩父地方には、宝登山や両神山など狼信仰がある。
狼は、導くもの、としてあらわれる。
Navigator of spirit.
日本の狼は、山犬であるという見解もある。そして時々、山犬は写真などにとられている。
私たちが、失ったものはなんだろうか。
人が引いた県境や国境がない時代、私たちは、まるごと地球に所属していたようにおもう。
歩いたり、船ですすんだりして通る道が世界そのものだったようにおもう。
地球議ができて、宇宙から地球を観測できるようになった。夜の空に大いなる不思議としてまたたいていた星々は、その距離がはかられ、物質的に理解された。人の心の様までも、科学的に分析された。
どこに、私たちの祖先が持っていたような、想像力の住処はある?
分解していく理解
と
相似の実感
生命としての全体性をとりもどす挑戦はどこにある?
だいちといのちのものがたりをあんでいく。
大地といのちの神話を編んでゆく。
導くオオカミとともに。
大地といのちの讃歌をひびかせよう。
内側へ外側へ、冒険がはじまる。
The road of wolf のはじまり。
古の足音を聴き、
いまを実感して生きることのはじまり。
全体性を生きる、
神話・今 の旅へ。