八鬼山峠をこえて、名柄の一里塚につく。
太平洋戦争の出征兵士は、この一里塚まで見送られ、尾鷲駅までいき、そこから戦地へと向かっていったという。
出征兵士たちの進んだ道をみつめる。
振り返り、みつめる。
今までより足早に颯爽と歩いていく。
三木峠をこえて、羽後峠へ。
山の神の社。
古から続く、山の男性的な霊力に対する畏敬の信仰が呼吸している。
そして、曽根の飛鳥神社へ。
この飛鳥神社は、新宮の阿須賀神社と関わりがある神社とのこと。
大変歴史あるお社のようです。
そして、曽根次郎坂太郎坂。
もともと、志摩の国と紀伊の国の境ままできた。
次郎は曽根側・志摩国側からみて「自領」太郎は「他領」からきている。
八鬼山峠をこえて、落ち着くかと思ったら、続けざまに峠!!
道を侮るなかれ。
とりあえず、最後の峠を日がくれる前にこえ、熊野市・花の窟まで歩き抜ける!