外宮さんから
宮川へむけてあるく。
宮川の河川敷には
以前「渡し」があったところがある。
このルート上には、柳の渡しがある。
驚いたのは、昔、このあたりに堤をつくるとき、人柱となられた方がいたこと。
そういう事実を知ると、自然と共に暮らしていくために、どのような考えを人々が持っていたかに、思考を越えて、一歩近づくことができる気がする。事実を事実としてみつめて、知ること。
美しい宮川を越えて行く。
はじめてこの川を神戸からの自転車旅で名張方面からわたったとき、とっても感慨深かったことを思い出す。
美しい宮川。
狭田国生神社。
皇大神宮摂社。
「国生」はその土地の神様のこと。
伊勢に天照大御神が鎮座するのを、みなで奉祝し支えよう。その想いでたくさんの国生神社が神宮125社にはあります。
美しい空気感。
そして、右手に田丸城跡を見ながらすすんでいく。
空は晴れ、道は、始まったばかり。