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立夏



すべての惑星の仲間達へ


山したたる夏が来ます

朝の宝塚のまちを下る自転車でうける風は

もう夏のように澄み切りだしています。

ひばりが三重県の畑の上で鳴いていました。

逆瀬川の駅の入り口にはつばめが巣をつくりました。



新しい気配がしませんか。

涼しい風が吹いてくるような。

新しい届きものが到着しそうな。


今夜は一人で乾杯をしたのです。

今夜で24歳が終わるのでした。

なじみのバーで、

メキシコでよく飲んだSolがあったので注文し、

ライムをしぼって、さぁ乾杯。


「すべての惑星の仲間達に」



自分でびっくりしました。




すべての惑星の仲間達へ

いままで出逢ってくれてありがとう

ただし

気持ちのいい出逢いだけではなかったはずだ

ときにはお互いが、批判しあうこともあった。

傷つけることもあった。

いやなことには蓋をして見てみぬ振りさえしただろう。


これからも先もそうかもしれない。


それでもやはり思うのだ。

私達は、仲間だ。

時には、つながりが割れることがあるかもしれない。

ただし、それは仲間だからこそ、

判ってほしいのだ。

そして、だれかに傷つけられたと私自身が感じたときも、

きっとそれは仲間であるからだと受け止めよう。

仲間であるから、伝えたいのだ。

仲間であるから、わかりあいたいのだ。

仲間であるから、一緒に歩きたいのだ。


仲間である以上、もう恨みは捨てていく。


ともに同じときを生きる仲間なのだ。


ともに知恵を編んでいこう。

新しい物語を編んでいこう。

今、生きることがとても尊いことをしっかり抱きしめよう。

そして仲間みんなで共有しよう。

小さな火はみんなでまもろう。

そして大きな火にして行こう。

大事なことを見失わなければ、きっと仲間は歩いていける。

私自身が頑なだったものを捨てる必要があるなら

私はきっと本当に大切なもの以外は捨てるだろう。

仲間達のためには捨てるだろう。

だから

たとえ離れていてもともに歩こう。

たとへ私の声が届かなくても、私はそのように歩いていく。

そしてきっと交換し合おう。

一人に物語が大きな神話になるように。

勇気の物語になるように。


今、なすべきことをしっかりと感じながら

仲間を思いやる心と

いのちの深遠にをみつめつづける身体を敷物にして、

勇、親、愛、智の魂を育てながら、

清清しく未来へつながる今を生きていかせてください。

そして生きていきます。


おやすみなさい24歳

最後に食べたのは、フレッシュトマトのジェノベーゼ

そしてやってくる25歳
by kkiyono-lp | 2008-05-05 22:53 | Story telling
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