第二話 たくさん の 星 との 距離


長いカウンターのあるお店


店の奥の方では、マスターが古酒を飲みながらなにやら書き物をしている

すぐ隣には、南の島から、大都会、そしてこのまちをまわりつづける体を治す女性

カウンターの中では 美味しいご飯をよそってくれる女の子


ちくたくちくたく

しっかり刻んでくれる時計


いま「おいしい」ものを食べて、

おもいきり土の恵を食べて、

「頭で考えるの、馬鹿らしい」と

眠くなってきた。


こんなに「豊か」なのはいつぶりだろう?



「この瞬間にも東に30km・・・

この瞬間にも東に30km・・・」


つまり時間っていうものは

1+1って風に、

積みあがっていくものじゃなくて、


緩やかな円形、球形の中で、

他の円形、球形のものたちと

どんな関係にあるかってことなんだ


例えば、

地球は1年で太陽の周りを360度回るわけだ。

「1日」大体1度くらい。

それを24で割ったら、「1時間」で0.04166666・・・度

それを60で割ったら、「1分」で0.0006944444・・・度

それをさらに60で割ったら「1秒」で0.00001157407・・・度


「この瞬間ってのは、紛れもなく、地球が太陽の周りを0.00001157407・・・度動くこと!」


確実に変化して、いまも、いまも、いまも!



でも

あせることはない


お茶を一口飲む


根っこがあれば怖くない



「尾骶骨あたりと頭の辺りの戸をひらく」

トントンってノックする



ある日突然届く 遠くからの声

それはまさに流れ星


ゆっくり変化して

離れたり 近づいたり

それは 繋がっている 縁深い星達


様々な位置の変化が

物語を紡いで

どこにもない物語になる


大きな流れと

ひとつになる

Life is coiming back!

過去の自分と

ひとつになる

Life is coming back!


「このグラタン、本当に美味しいのよね。

昨日も食べにきたんだけど、今日も来ちゃったの」


「そんなお店って、本当に凄いですよね」


「ねぇ! だってとても愉しいじゃない。

このグラタン、本当に沢山野菜が入っていて、“愉しい”のよ!

あ、おいも!あ、蕪だ! なんてね」


こんなすてきな会話

ちくたくちくたく


この間、まちでこんなポスター

「服がすきなのか

お金がすきなのか

買い物がすきなのか

わからないけど

バーゲンがすき」

・・・・・・・まさか


「そんな馬鹿な過ちはしないのさ」


水泉動
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生きる

加えさせていただきました

あと、ライフログというのを始めました

いままで、

心を動かした本とか
音楽とかが載りました

クリックすると
ブラジルにいけてしまいますが 笑 
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by kkiyono-lp | 2008-01-12 00:15 | 2008年 72の物語
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