その花の名前は



「変化しているんだ。

それを、感じている」


空は

毎日

高くなる。

雲は毎日高くなる。


「世界は、箱のなかにあるんじゃない。

刹那に変化する風の中にある。

ひいては寄せる漣の上に揺れている。

刻、一刻、変化している。」


おんなじ、フレームで見ている限り、

きっと世界は、その襟元をひらかない。

ふわっとした、感覚は、きっと、自分の中の躍動に、のせて、在る。

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湖の音をきいていた。

漣がたっていた。

風が吹いていた。

そして、心も躍動する


沢山の変化軸が

回転運動をする惑星が

互いに近づいたり

遠のいたりするように

絶妙の

即興のリズムで

生かしてくれている。



遠くから来る光

遠くから来る信号


ここにいて

そこにいて

あそこにあって

ここにだってある



「きっとこれからの変化はこういうことだと想う。

誰もがもっている『これはできないだろう』、『これをやったらまずいだろう』という

薄い壁が、一人一人の中で、すっ、と消えだす。

『こんなこともできるじゃないか』、『意外とこんなことしても大丈夫なんだ』


心が活きだす。


一人の中で興る変化は小さなものかもしれない。

でもたくさんの人の中で、それが興ったら?

どうなると想う?」


尋ねてみるんだ。


どうなると、想う?

そこで咲く花の名前は?


(つづく)
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by kkiyono-lp | 2007-10-13 01:37 | Story telling
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