虹がかかる

「そらににじがかかる」

「もう一生、こんなにきれいな虹はみることはないんじゃないかって想ったので、

時間をとめて、

ずっとみていようってきめたんです」

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それは、きっと本当だ。

もしかしたら、今日は命日かもしれないじゃないか。

「いままでの僕の」



からすがとんびと喧嘩する。



「目にみえるだけが変化じゃない。 内的な変化がときどき表面に出たりするんだ。」

内的な変化。 

ご飯をたべれば、身体の中がうごく。

自然をみても、身体の中がうごく。

それは、「調整」とよばれることもあるが、

僕達の身体の細胞が、3ヶ月で入れ替わることを考慮すれば、

二度と戻らない不可逆的な変化が、

ゆるりゆるりと興ってるわけだ。

そのなかで、「同一性」を保とうとしているわけだ。

「ただそれは現れ方の問題じゃないかな。 斬新的には、刻一刻と『変貌』している。」



胸をなでおろす、その手さえ、一瞬一瞬、明滅しているとしたら!

生物。 交換。 呼吸。 琵琶湖の湖面によせる漣。

たゆたう。


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今夜、部屋のスピーカーはBob Marleyの「No Woman no cry」を流し、

幾人かの人に想いを馳せ、

鈴虫は鳴き、

涼しい風が部屋を吹き抜ける。


世界は生成変化している。




何度もノートの「生成」という言葉に○をつける。


生まれて、育っていくCircle


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虹が消えるまでみていた。

虹は、夕暮れ後の空と一緒になっていった。


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一瞬のなかの無限。

自然は、きっと、一直線な尺度を越えている。


それはとても強い。


一様さを回避しよう。


そこら、ここらに違う回路はきっとある。



(つづく)
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by kkiyono-lp | 2007-09-08 01:26 | Story telling
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