霧の中に想う、あの人の姿

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岩手県雫石町。朝5時。
テントの泊めさせてもらって、
まず一番に啼き出した、鳥たちの声で目を覚ます。

この岩手の地は、
阿弖流為・アテルイの地。
霧の中に、肉体をもって生きていた彼のことを想う。感じる。
彼に起こされたような感覚だった。

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だんだんと日が射し込んできて、
少しづつ霧が姿を消していく。

この世界に住むすべての人々が、遍くすべての世界の場所を、自分の故郷や愛着のある場所のように感じることができたら、私たちは、もっと土に、川に、大地に、星に優しくできるだろう。そして、この星にいきる一つのいのちとして、どこにいようとも、いま、そこで、なにができるかを胸に問うて、その身体を動かすことができるだろう。
親身になって、目に見えるもの、見えないものと対話をはじめるだろう。
そのような意識の拡張と分け隔てない融和を願う。そして、いま生きている私がまずそれをしたい。

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日がのぼり朝がくる。
碧の時間を越えて朝がくる。

今日も遍くいのちの全うを祈って。
すべての生きとし生けるもの、目に見えるものも、見えないものも、穏やかで、健やかで、真に自由でありますように。
私は、大地といのちに祈ります。

太陽は今日もあたたかい。
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by kkiyono-lp | 2013-08-22 05:46
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