蛇とスサノオ 名古屋アースダイバー①

名古屋駅のすぐ近く、柳橋の交差点を南に折れたあたりに、白龍神社が坐しています。

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折しも、白龍神社を参拝したのは、4月4日、私の生まれた埼玉県秩父にある今宮神社の龍神祭の日だった。

以前、大阪の中崎町で、そして京都の吉田山で、同名の神社によく参っていた。

さて、境内の拝殿の奥にさらにお宮があり、こちらも白龍神社であった。

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このお宮の中には、お社を挟んで、一対の蛇の石が並んである。
参拝者の方は願をかけ、その石の前に膝をつき、持ち上げる。
持ち上げた石が軽く感じたならば願いは叶い、重く感じたならば、願いは叶わないという。

白龍神社では、蛇が信仰されていた。
奈良の大神神社でよくみかけるように、社やご神木の近くに、卵を奉じている人がたくさんいる。また、瓶子に入った御神酒を献じている人もいる。

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昨夜とまったゲストハウスで、聞いた話では、堀のある柳橋よりも西にあたるところは、昔、海であった。名古屋駅も海にあたる。さらに古くはこの辺りは東海湖という大きな湖の底でもあった。たしかに、名古屋駅方面から栄の方面に向かう時、緩やかに土地が隆起しているようだ。

そして、海と浜の接点がお堀の東のすぐにある洲崎神社だ、と教えてくれた。

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この洲崎神社。
ご祭神は、スサノオノミコトとクシナダヒメ。

洲崎神社の、ス、は砂を連想させる。
そして、サキの、サ、はこの島のネイティブピープルが、みえない世界から何かがやってくる時の音を表しているという。

海と浜の接点に、スサノオノミコト。
これは、東京の根津神社と類似している。

元は海の国を治めるように、イザナギノミコトに申しつけられたが、最終的には、根の国を治めることとなったスサノオノミコト。

いつの時代が定かではないが、つまりこの土地に、スサノオを信奉する集団上陸したのではなかろうか。

この光景を思い浮かべることから、私の名古屋への一日アースダイブははじまった。

※アースダイブという言葉は、中沢新一さんが『アースダイバー』「大阪アースダイバー』で確立した言葉。
まことに僭越ながら、私もその言葉を元に、眼前しているものの奥にある地層へ飛び込むトレーニングをさせていただくことにする。
なお、手法については『アースダイバー』『大阪アースダイバー』を参考としている。
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by kkiyono-lp | 2013-04-05 04:47
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