富士吉田の御師・きこりさんと出会わせていただき、
北口本宮冨士浅間神社に参拝させていただきました。
雪が遺る参道に、並木の間に間にこもれる光が美しい。
鳥居には「冨士山」とある。
門には「富嶽」とある。
ここに大きな社はあれど、それの奥にある富士こそまさにご神体。
だから、鳥居や門は社ではなく、御山にむかっている。
生きている霊性の拠点・富士。
かたちある社の奥こそ貴けれ
千代の八千代の祈る故郷
かたちある屋代奥こそ貴けれ
富士は幾世も 神そのもの也
富士の雪 祈りは千歳に 降り積もる
常世につづく 島の血とともに
狼煙・清和