根津でめざめる。
この街が好きだな、ってあらためて感じる。
そして、根津神社へ。
根津神社は、根津権現とよばれていた。確かに権現造り。
ここは江戸城の鬼門。
山王神道の権現造り。ご祭神は、須佐之男命、大山咋神、誉田別命(応神天皇)。
大山咋神は、江戸城の守り、そして、皇居の守りとなっている。
元は、日枝山=比叡山、つまり京都の鬼門に坐す神。
最近、徳川家康のブレーンだった天海の様々な影響を強く感じるのだ。
こちらの稲荷社には大きな穴がある。ここは縄文海進ころの海と陸とがまさに結ばれる場所だった。そういうところに、縄文起源の結びの信仰がおこる。それは深く根深い。
東大近くの白山神社へ。
白山神社も白山権現とよばれていた。
白山権現(はくさんごんげん)は白山
の山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神であり、十一面観音菩薩を本地仏とする。白山大権現、白山妙理権現とも呼ばれた。神仏分離・廃仏毀釈が行われる以前は、全国の白山権現社で祀られた。ーWikipediaより
伊邪那岐神・伊邪那美神・菊理姫命がご祭神。
伊邪那岐・伊邪那美信仰は、縄文、アラハバキ族に起源をもつという。
ここにも古い古い根があるんだ。