一石峠を越えて
古里へでる。
古里温泉でゆーーーくっり休む。
有難い。
まさに、湯の中に極楽あり。
古里海岸を歩く。
「海岸を歩く人たちが砂に遠く長く足跡をつけてゆく。すぎて行く夏を洗い流す雨が降るまでの短すぎる瞬間。」天使たちのシーン/小沢健二
よせてはひく波よ
穏やかな波よ
それは母
ここから来て ここに行く
永久のめぐりの中にある
よせてはひく波
静かな波動
さらに三浦峠をいく。
草草と交歓・交感しながら。
空と交歓・交感しながら。
流れる汗が生きている証
歩かせていただいた道を振り返り、感謝する。
三浦峠をこえて
竜神が護る池にであう。
龍神祝詞奏上。
そして、夕暮れ時に
始神峠の登り口の前の浜に着く
今夜はここで寝むろう。
波音の中で。包まれて。