熊野古道 ー伊勢路ー ⑦ 瀧原宮〜大内山常夜灯

念願の瀧原宮をこえて、

よし、今日は、紀伊長島まですすむんだ、と意を決してすすむ。

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岩間を縫ってながれる川に心奪われる。

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磐座。
古道沿いにたくさんの願いや畏怖の顕れがみえる。

しかーし、
かなりピッチをあげて、
ずんずん歩いてきて、かなりくたびれてきてしまった。
紀伊長島まで行かなくては!という集中は、良いペースを産んだけど、心に余裕はなかった。だから、とっても、つかれた。

とりあえず、休もう!

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たこ焼き屋さんで、たこ焼き食べる。

なんのために歩いているんだっけな。
目的地につくため?
確かに、旅に目的地はある。
でも、巡礼は、その一歩一歩意味がある。祈りをのせることができる。

あらためて、一歩一歩を大事にしよう。
先に急ぎすぎて、感じることを狭めないようにしよう。紀伊長島まで、今日中に行くことは手放そう。

そして楽になって、すすむ。
いけるところまでいけばいい。
一番相応しいところたどり着くだろう。

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津島神社さま。
ご祭神は、達速須佐之男命とまたしても、八柱之神、若宮八柱之神。

そして、夕暮れも近づく川辺で庚申さまに出逢いました。

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お庚申さま。
全国にありますよね。
私の故郷にもございます。

このお庚申さま、調べてみると、
まさに神仏習合・干支・さらには道教・中国の民間信仰・日本の民間信仰が渾然一体となり、様々な信仰間の差異を満たして埋めていくような、感じをもっています。
青面金剛は、ヒンドゥーのヴィシュヌ神、仏教の馬頭観音(おん あみりとど はんば うん はった)にルーツをもつといわれ、さらには猿田彦大神とも集合するという、ものすごいメタモルフォーゼを起こしています。
神話の原理である、「似たものがくっつく」とはまさにこういうこと。

さらに、惟喬親王をご祭神とする、大皇神社さんという神社に出会いました。

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惟喬親王は木地師の祖ともいわれます。
木地師は、山の広葉樹の木などで、生活用品をつくる人たち。いまあらためて思うと、自然木からものを彫り出すということは、その木との深い対話と共鳴・共振のわざわざそのものですね。



心をほどいて歩いた末にたどり着いたのは、JR大内山。

近くには
常夜灯がありました。

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熊野道と頭の宮の分岐にあるこの常夜灯は、伊勢市・河崎から移されたものという!ほんと、ものに歴史あり、ですね。

この日は、大内山駅となりの東屋で、野宿。ついに野宿きた!
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by kkiyono-lp | 2012-10-18 20:46 | Earth Pilgrim 熊野古道
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