秩父札所巡礼⑮ 近くて、見えない道の中へ ~旗下山 慈眼寺~ 

お彼岸なので、たくさんの方がお寺に来ています。
野坂寺をあとに


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札所十三番 旗下山 慈眼寺 へ

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ご本尊は聖観世音菩薩 おん まか きゃろにきゃ そわか

ここは一番馴染みが深いお寺。
なんて言ったって、このお寺にある幼稚園に通っていたから。
しっかりは覚えていないんだけど、
幼稚園のころ毎日?お寺の中で正座をしていた思い出があります。
そういう時間が毎日あったと思います。

それから25年の月日が流れ、ついに歩いて参りました!
感慨深い!

「旗下山」ってなんの旗のことか・・・それを知った時には、ほんとうに驚いた!
なんと日本武尊(やまとたけるのみこと)の旗なんですよね。
日本武尊が、この地に来たとき、慈眼寺がある場所に陣の旗を立てた。
だから旗下山。
こんなうちの近くに、日本武尊が!と。
秩父には結構、日本武尊に関するお話がたくさんあります。
この島国の地中には、たくさん神話が眠っている。
そして、いまも僕らはその土地の上に住んでいる。
そういうことに、とっても驚きと可能性を感じるのです。



慈眼寺で有名なのは、
これですよね。

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これ、ほんとうに、似てます。
『千と千尋の神隠し』の「め」の看板。

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慈眼寺は眼のご利益があると言われていて、
この絵馬は本堂の東側にある瑠璃殿薬師堂の絵馬です。

薬師如来 おん ころころ せんだり まとうき そわか

よく「瑠璃」ってききます。「瑠璃色の地球」とか。
薬師如来の正式な名前は、「薬師瑠璃光如来」
東方浄瑠璃世界の教主なんですね。
・・・「浄瑠璃」ってここから来てるのか!?

中世末期ごろの御伽草子の一種『浄瑠璃十二段草子』(『浄瑠璃物語』。浄瑠璃御前(浄瑠璃姫)と牛若丸の情話に薬師如来など霊験譚をまじえたもの)を語って神仏の功徳を説いた芸能者にあるとするのが通説であり、「浄瑠璃」の名もここから生まれたものである。―Wikipediaより

おおーなるほど。
鞍馬にいた牛若丸。
牛若丸は天狗に武術を教わった。
天狗は半増坊。半増坊は、武家社会の台頭とともに流行した臨済宗・禅宗の鎮守。。。
うむうむ。
だんだんわかってくると、
張り巡らされた見えない回路が見えてくるようです。

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幼稚園が隣接しているので、たくさんの園児が境内にはいて、
和な彼岸の風景でした。
ちょっと小休憩。

さて、札所十三番には一切経蔵というものがあります。
この中には、お経が回転する経庫に沢山おさめられていて、
それをまわすことで、お経をよんだことと同じ徳が得られるというもの。

そしてその周りを囲むように、十三体の像が。
これが、文暦元年1234年秩父札所を開いたとされる、「十三権者」だったとは、秩父今宮神社の塩谷宮司からfacebookで教えていただき、はじめて知りました。

十三権者とは、
熊野権現・蔵王権現・妙見大菩薩・善光寺如来・閻魔大王・倶生神・花山法皇・白河法皇・徳道上人(長谷)・性空上人・医王上人(春日開山)・良忠僧都・通観法印

!!!!
・・・・すごい!
秩父って、一体どんなとこなんだ!?あらためて!
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by kkiyono-lp | 2012-10-04 18:50 | Earth Pilgrim 秩父札所巡礼
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