秩父札所巡礼⑫ 誰かが、そこで、いつも祈っている~札所十番 万松山 大慈寺~

横瀬の巡礼は続く。

明智寺から、

札所十番 万松山大慈寺 へ。

このお寺は、かなり私の生家に近いお寺。
小さいころに通っていた歯医者さんのちかく。
ここの歯医者さんは、「自然歯科」さんで、
歯を削ったりすることは、僕の経験では一度もありませんでした。
歯医者さん、ってそういうものだと思ってたから、怖い経験とかしたことないです。

よくその歯医者さんは、人の骨格の図を見せながら、
歯を間違って削ると、体のいろんな部分に負担がかかることを教えてくれました。
6歳から10歳くらいの時。
その経験は、大人になって、自然治療とか、東洋医学とかを学ぶ時に、
すんなりと受け入れられる素地になったように思います。

いまはその歯医者さんは、東京に移り、さらに愛知県に移られているようです。
本当にこの歯医者さんには、深く感謝しております。

「自然歯科」で検索すると出てきます!

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万松山大慈寺

ご本尊は、聖観世音菩薩。 おん あらろきゃ そわか。
このご本尊も、恵心僧都(天慶5年・942年 - 寛仁元年・1017年)の造ったもの、という言い伝え。

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歴史の中で刻まれた仏像が、たくさんの縁起の中で、いまこの場所にあるという事実。
いままでどれだけの人と向き合って、祈られてきたのだろうか。

学生の時に、ドイツのアウグスブルクにいった時、
アウグスブルク大聖堂に行きました。

その教会の中に立ち込めている、深い祈りの空気におどきました。
「1000年以上も前から、この場所では、誰かが祈っていた」と実感できる空間。
まるで祈りが凝固して壁の一部となっているような質感。

誰かが常に祈っている、ということは、希望のように感じます。
どんな時代でも、社会・個人の苦しさはあり、それと向かい合う人間の姿があるでしょう。
それは、時代を遡っても、未来をみても、きっとそうだろうと思います。
そして、誰かが昔、ここで祈っていた。これからも祈っていくだろう、という事実。
それは、宗教の枠をこえたもの。誰とでも共有できるもの。

先日、渋谷で『祈り~サムシンググレートとの対話』を観ました。
祈りが、遺伝子や意識へどのように働きかけるのかが、科学的に解明されつつある、ということです。
祈ることが、どのような変化を生み出すのか理解が深まれば、私たちの生活や世界観、宗教観は、変化していくかもしれません。

祈り~サムシンググレートとの対話~公式Webサイト
http://www.inori-2012.sakura.ne.jp/


大慈寺さんの御堂には
色鮮やかな龍が彫られています。

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龍・・・
それは「縄文以来の、この島国のスピリットが乗って遊ぶ生き物」。
なんだか、龍は怖い顔しているけど、遊んでいるんじゃないか。
そんな風に、最近は感じるのです。

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大慈寺の山門からの風景。
稲刈りが終わった風景。


さて、ここからがすごかった!
大慈寺から、札所十一番に向かう山道があると、納経所で教えていただき、わくわく行ってみることに!
そしたら、
とっても楽しい!
でも、蜘蛛の巣がすごい!!

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この巡礼で、この後何度も見舞われる、蜘蛛の巣の国のはじまりであった。

でも、いい道です。

峠を越えると、
このような石碑が。

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奥山半蔵坊とは?
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by kkiyono-lp | 2012-09-29 18:50 | Earth Pilgrim 秩父札所巡礼
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