秩父札所巡礼⑨ 平賀源内と楠正成、なのか? ~札所七番 青苔山 法長寺~

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ご本尊は十一面観音 おん まか きゃろにきゃ そわか

十一面観音は六道のうち、修羅道の衆生(しゅじょう)を救い導き、利益を与える、ということです。

修羅といったら宮沢賢治『春と修羅』宮沢賢治の生前に出された唯一の詩集。

修羅道は阿修羅の住まう世界である。修羅は終始戦い、争うとされる。苦しみや怒りが絶えないが地獄のような場所ではなく、苦しみは自らに帰結するところが大きい世界である。―Wikipedia


あらためて「六道」とは何かを。

六道(ろくどう、りくどう)とは、仏教において迷いあるものが輪廻するという、6種類の迷いある世界のこと。
天道(てんどう、天上道、天界道とも)
人間道(にんげんどう)
修羅道(しゅらどう)
畜生道(ちくしょうどう)
餓鬼道(がきどう)
地獄道(じごくどう)
仏教では、輪廻を空間的事象、あるいは死後に趣(おもむ)く世界ではなく、心の状態として捉える。たとえば、天道界に趣けば、心の状態が天道のような状態にあり、地獄界に趣けば、心の状態が地獄のような状態である、と解釈される。―Wikipediaより

人は生きながらにして様々な悩みの世界を行き来しているというのが、六道の世界観なんですね。
修羅道は、争いが絶えない世界にある心の姿。

境内には豊川稲荷様もあります。吒枳尼天!
愛知県にある豊川稲荷は、曹洞宗とのこと。
こちらの法長寺も曹洞宗。
いーってみたいな 豊川稲荷。

さて、この法長寺 本堂の図面をつくったのは、
なんと、平賀源内とのこと!!

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平賀源内!!
えれきてる!
うなぎのかばやき!

なぜ、ここで平賀源内なのかと、興奮。
その後調べると、秩父に深い所縁があったとは!

明和3年(1766年)から武蔵川越藩の秋元凉朝の依頼で奥秩父の川越藩秩父大滝(現在の秩父市大滝)の中津川で鉱山開発を行い石綿などを発見した(現在のニッチツ秩父鉱山)。秩父における炭焼、荒川通船工事の指導なども行う。現在でも奥秩父の中津峡付近には、源内が設計し長く逗留した建物が「源内居」として残っている。―Wikipediaより

石綿って、最近話題になった「アスベスト」!!いまは使用禁止!
アスベストって江戸時代からあったのか。
ニッチツ鉱山の礎に平賀源内の活躍があったとは、感慨深い。


もう一つ、興味深かったのは、これ。


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この家紋は、、、神戸の方はおなじみ、湊川神社にある紋!
そう、楠正成の家紋なんです。
なぜ、ここに!菊水が!

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by kkiyono-lp | 2012-09-26 18:50 | Earth Pilgrim 秩父札所巡礼
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