秩父札所巡礼⑤ 原っぱと行基さまを想う ~札所三番 岩本山常泉寺~

だん、だん、だん、と。
札所二番 大棚山 真福寺 から、山道を降りる。
途中には、歩きでしか通れない砂利道とか!
あー、うれしいなー。と。足がね。足が、嬉しいんだよね。
アスファルトも、それぞれ表情が違うし、持っている熱も違う。
地下足袋で歩いていると、その表面の違いに気づく。
それが、岩手県から静岡まで歩かせていただいたことの恩恵。

足の裏 感じていれば 知らぬ間に
疲れも どこかへ 行ってしまうさ
清和

ただ、やっぱり、足の裏から感じる感覚では、
自然の石とか、草むらとか、砂利とか、土がいいな、っていうのが素直な実感です。
脚が、喜ぶのだ。



だん、だん、だん!

札所二番は、納経所がないので、麓の光明寺さんに御朱印をいただきに参ります。

下り坂を歩いていると!おおっ!天然記念物の大きな金木犀!!

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歩いている恩恵やなー。有り難いー。。。

光明寺さんのご本尊は、お釈迦様、釈尊。

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なうまく さんまんだ ぼだなん ばく


僕は、お寺にある幼稚園の子だったので、
お釈迦様は、ほんとうに馴染み深いです。
子供のころは、お釈迦様のことを、「あんあん」と呼んで、敬っていました。
生活の中に、普通に「お釈迦様」という言葉がありました。
ほんとうに、三つ子の魂、百までっていうんですかね。
深く深く影響を受けています。
最近、また深く出会いなおしている感じです。


札所三番 岩本山常泉寺 へ。
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それは、原っぱのむこうにあるお寺。
原っぱ。都会ではみることのない、原っぱ。
原さんとか、原がつく地名がいっぱいあるのだから、昔は、たっくさん原っぱがあったんだろうな。
そういうところには、動物もすんだり、子供も遊んだりしたろうな。
原っぱのような場所、欲しいよなー。手が入ってないけど、親密な、自由の匂いがする空間。ひろがりー。


境内には、「大黒天」と彫られた石碑。

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大黒天さまは、ほんとうに、ハートランド(大陸)で生まれたものがリムランド(ヤポネシア・日本列島)でどのように変容(個人的には「圧縮」と感じる)するかを示していますね!

大黒天(だいこくてん)とは、ヒンドゥー教のシヴァ神の化身であるマハーカーラ(サンスクリット語:Mahaa-kaala、音写:摩訶迦羅など)のことである。

密教の大黒天 - マハーカーラが元になり出来た密教の神である。
仏教の大黒天 - 密教の大黒天が元になり出来た仏教の天部に属する神である。神道の大黒天 - 密教の大黒天が元になり、大国主命と神仏習合して出来た神道の神で、七福神の一柱としても知られる。―Wikipediaより

日本は長く神仏習合。神仏習合をそのまま受け入れる感覚、分離でなく、ひとくくりにする心。大事にしたいと感じます。

常泉寺さまのご本尊も、聖観世音菩薩さま おん あらろきゃ そわか

本尊を作られたのは、またしても行基さまです。

そういえば、昔、大阪の天神橋筋六丁目あたりに住んでいた時の
最寄りの神社も、行基さまが作られた神社だったような!!
ほんとうに、たくさんのことを成した方なのですね。

常泉寺では、方丈様に、雨がふりそうだからと、傘をかしていただきました。
その御心が有り難いことです。そのあと雨が降りました。

曇り空の下ー、優しい雨の下ー、巡礼はつづくー。
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by kkiyono-lp | 2012-09-22 18:50 | Earth Pilgrim 秩父札所巡礼
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