地球が太陽の周りを一周するのが一年。
その中に90°ずつ四季があり、
さらに15°ずつ二十四節句があります。
そして5°ずつ七十二候があります。
旬というのは、元々10日間であるそうであす。約10°です。一月を上旬・中旬・下旬わけるのもそれに倣ってとのこと。
そのように、暦=日読み=ヒヨミをみつめはじめてくると、当たり前の日なんていうものは一日もなく、すべて宇宙・太陽・惑星・地球が呼応しているかけがえのない今かであることを実感します。さらにそれは一瞬一瞬が「中今」であるということ。
地面を埋め尽くしたアスファルトの下には、果てしない自然が眠っている、種子が眠っている。一枚ベールをはげば、そこにはいのちの弥栄が、千早振っています。
それらが目を醒ますのを、待ち望みます。
それはそれほど遠くないのです。アスファルト一枚ですから。
外宮さんに、果実が成っていました。
美しく実っています。
スーパーマーケットにいつも並ぶありがたい食品の陰に隠れている、旬の美しさに出逢いたいです。