ふきのはなさく(款冬華)

気温は低いけども、
穏やかな光が降り注ぐ中今です。

大寒は三つの候がめぐり、
初候は、「ふきのはなさく」(款冬華)。

私たちの本性は、
草々や樹々とおなじように、
風がふけば、そよそよと揺れ、
天恵がふれば、しっとりと濡れ、
光がそそげば、光の恩恵でのび、
月の歌の中で、根をはるのでしょう。

自然(じねん)からうまれさせていただいた、天地がむすばれたいのちに、本性として例外はないと感じます。

未だ見えぬ地中に、未だ芽吹かぬ種子に、未だひらかぬ蕾に、驚くべきいのちの可能性が宿っています。いのちを伝えていくためには、籠もりが必要です。そして、最もふさわしい時にふさわしいことが、ふさわしいだけ興ります。先駆けて、ふきがはなさき出しました。ハルの足音に耳を澄まします。

花は自分のために咲いているようにみえますが、真実は、あらゆるいのちの結びつきのなかで、己の役割を果たすよう咲いている。
昨年亡くなられた、ワンガリ=マータイ女史に、かつてお話いただいた、
「花はなぜ咲いているかしっていますか?花は光を浴び、水を与えれば、外に向かって咲くでしょう。決して自分のために咲いているのではないのです。私たちも、そのようにありたいですね。」という言葉に、伊勢での大寒の候に再び出逢わせていただいたようです。感謝いたします。





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by kkiyono-lp | 2012-01-24 11:58
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